こだわりの自作PCを贈る

homemadepc

父の還暦祝いに何をプレゼントするか家族会議を行った結果、父の趣味でもあるパソコンをプレゼントすることに決定しました。私もSaudi ArabiaのUmm Al-Qura University department of computer scienceに3年間留学していたので、いわゆるPersonal ComputerであればOSのインストールからリナックスOS(Linux operating system)のプログラム作成まで行うことができます。

まず、使用するパーツの選定とOSのインストールについて検討しました。
OSについては、父もPCには詳しいので、Linux operating systemとWindowsOSのDual bootにすることにしました。

まずは、Serial ATAのハードDiskかコンパクトフラッシュ(Compactflash Disk)か、ソリッドステートDrive(solid state drive、通称SSD)か迷いましたが、ここ数年でだいぶ価格が下がってきたこともあり、ソリッドステートDrive(solid state drive)256MBの購入を決めました。Linux operating systemとWindowsOSのDual bootをするため、パーテーション(Partition)をLinux operating system領域は、64MB、WindowsOSの領域は192MBで分割しました。

次に、マザーボードの選定を行いましたが、これは、相当迷いました。父は昔のビデオカメラやCRTモニター、ISDNモデムも所持しているので様々な種類のインターフェースを搭載したパソコンが必要でした。エイスース(ASUS)は、P5G41C-M LX、P8H61-MX、P8Z68M-PRO、P8B75-M、P8H77-Vなどの種類があり、ギガバイト(Gigabyte)はGA-G41M-Combo、GA-H61M-HD2、GA-Z77X-UD4Hがあります。また、ASUSのMicroATXは、P5L-MX、P5K-VM、P5E-VM HDMI、P5QPL-VM、P7H55D-M PRO、P8H61-MX、P8H77-Mがあり、GIGABYTEのMicroATXは、GA-G41M-Combo、GA-P55M-UD2、GA-H61M-HD2、GA-H77M-D3Hが存在しますが、なかなか条件を満たすマザーボードは見つかりませんでした。

graphicboad

必要なインターフェース
・Universal Serial Bus端子(Universal Serial Bus3.0/Universal Serial Bus2.0/Universal Serial Bus1.1)※Universal Serial Bus1.0は規格外のため除外。
・eSATA
・IEEE1394a&IEEE1394b
・D-Sub15
・Digital Visual Interface(DVI-D、DVI-I)
・S/P DIF
・LAN端子
・イーサーLAN端子(1000BASE-TX/100BASE-TX/10BASE-TX)
・Compactflash Ethernet
・モデム端子
・無線LAN(ワイヤレスLAN:IEEE 802.11a/b/c/g)
・Bluetooth
・Serial port
・Infrared port
・Power management On and Off
・Standard external modems

有名メーカーでは、希望のマザーボードが見つからなかったので、サウジアラビア(Saudi Arabia)のウンムアルクラー大学コンピュータサイエンス学部(Umm Al-Qura University department of computer science)在学中に寮で3年間を共にした友人にお願いして、Made in Indiaのマザーボードを代理で購入してもらい入手することに成功しました。しかし、友人に謝礼として340サウジアラビア・リヤル(SAR) の支払いを求められたので、仕方なく支払うことにしました。無償とは言わないまでも、日本円で約1万円の謝礼はどうかと思います。それでも、日本で購入するより5千円は安く済んだので一応感謝は述べました。

次に、ケース選びですが、これも様々な種類がある中から下記の5つまで絞り込みました。

・ARMAGGEDDON プロゲーミング PCケース ブラック Teratron T7 Black
・Cooler Master N-Style N200 micro-ATXケース NSE-200A-KKN1-JP
・ミドルタワー型デスクトップパソコン自作用ケース AC400-22B
・SilverStone Grandia 黒 デスクトップ型SST-GD06B
・SST-LC10B-E-Universal Serial Bus3.SST-LC10B-E-Universal Serial Bus3

一番値段が高いのは、「ARMAGGEDDON プロ仕様ゲーミング PCケース ブラック Teratron T7 Black」ですが、とても冷却効率が良いのと何よりデザインに還暦祝いのテーマカラーである赤色が使用してあるパーツがすごく気に入りました。

pccase

<ARMAGGEDDON Teratron T7 Blackのスペック>
Interior views side panel design
Extreme cooling for graphic cards
Internal Universal Serial Bus 3.0 on front panel
Extreme cooling air stream
Hidden cable routing
Adjustable VGA card holders
Sliding fan holder design support up to 320mm length graphic cards
Base ventilation design with dust filter

冷却ファンについても、3日間悩みましたが、一番冷却効率の良いものに決定しました。

<検討していたファンの種類>
・HASWELL 虎徹 12cm sideflow SCKTT-1000
・Cooler Master Hyper TX3 EVO sideflow CPUCooler Intel/AMD RR-TX3E-28PK-J1
・サイズ 鎌風の風PWM 92mm(4ピンPWM接続ケースファン9cm) DFS922512M-PWM
・Cooler Master Vortex 211Q topflow CPUCooler Intel/AMD両対応 RR-V211-15FK-R2
・HASWELL対応 Revision B SYURIKEN Rev.B 64mm Low profile CPUCooler
・Cooler Master Hyper 212 EVO sidefloo CPUCooler Intel/AMD両対応 RR-212E-20PK-J1

<検討していたメインMain memoryの種類>
・CFD Elixir forDesktop DDR3 W3U1600HQ-4G DDR3 PC3-12800 CL9 4GB x 2set
・Transcend forDesktop PC3L-12800(DDR3L-1600) 8GBx 2set 1.35V
・CFD Elixir forDesktop DDR3 1600 Long DIMM 8GB 2set CL11 W3U1600HQ-8GC11

とパーツの選定だけで約一ヶ月かかってしまいましたが、後は組み立てて、OSをInstallationするだけというところまで来ました。OSはあえてのWindows8.1をチョイス。DSP(Delivery Service Partner)versionでパーツとセットにして約安で購入できました。

ついでにmicrosoft office home and business 2013 DSP(Delivery Service Partner)versionをYahoo!オークションサイトで落札して、Installationの準備も万端です。

今回Installationを行うUbuntuの最新versionは、Debian GNU/Linuxをベースとしたoperating systemです。Linux Distributionの1つであり、freedomなSoftwareとして提供されています。UbuntuのDevelopment goalsは、「誰にでも使いやすい最新かつ安定したoperating system」を提供することでした。LinuxUserの間ではDesktop用のoperating systemとして利用される事が多いLinuxDistributionです。

最新の安定版では、デスクトップ版の場合はPAEに対応したIntel x86、AMD64、ARM、サーバ版の場合はIntel x86とAMD64 に加えてSPARCをサポートしています。ただし、8.04以降ではSPARCはサポートされません。非公式なPowerPC版や、IA-64 (Itanium)版、PlayStation3 versionもあります。以下の必要環境を満たせない古いcomputerでも、XfceベースのXubuntu等を利用すれば、必要なMain memoryやDisk容量は少なくて済む。Installationの際にはInstallationMediaにDVDやUniversal Serial BusMain memoryを使う必要がです。それはUbuntuシステムが700MBを超え、CDメディアに入り切らなくなったために、他のDeviceが必要になりました。よってInstallationにはUniversal Serial BusBootかDVDBootをSupportしたComputerが必要でした。

<UbuntuのInstallationについて>
もちろん、DriveはBlu-ray Discの読み込み、書き込みに対応したパイオニアの型番「BDR-209XJBK/WS2」を搭載させました。まずInstallationMediaの制作が必要です。
Download LinkからISOFileをDownload した後に、InstallationMediaを作成します。ISO FileをCD、DVD、またはUSBDriveに専用のSoftwareを使って書き込みを行う必要があります。drag-and-dropによるFileのCopyではInstallationMediaを作成できないので注意する必要があります。今回はUnetbootinというprogramを使ってUSBDriveでInstallationMediaを作成しました。

dvd

始めてのSSD(solid state drive)へのInstallationということで、少し緊張もしましたが、意を決してLet’s Try!

…しかし、ここで有りえないことに気づいてしまいました。パソコンの頭脳であり、全ての処理を行う装置の購入を忘れていたことにこの時初めて気付いたのです。自分の馬鹿さ加減に腹立たしさを覚えましたが、再度パソコンの構成を見直し、秋葉原へ行くことを決意しました。夜12時に夜行バスに乗り、片道6時間かけてようやくすべてのCPUが揃う聖地へと到着しました。もちろん下調べ済みで、Corei7を購入することにましたが、Corei7シリーズもピンからキリまであり、購入を躊躇しましたが、店員と交渉の結果、5千円値引きしてくれることになったので、現時点で最高ランクのCore i7-6700K に決定しました。

<購入を検討したCPUについて>
Core i7-6700K 4GHz 4.2GHz 4core Cache8MB
Core i7-6700 3.4GHz 4GHz 4core Cache8MB
Core i7-6700T 2.8GHz 3.6GHz 4core Cache8MB
Core i7-4790 3.6GHz 4.0GHz 4core Cache8MB
Core i7-4770K 3.5GHz 3.9GHz 4core Cache8MB
Core i7-4771 3.5GHz 3.9GHz 4core Cache8MB
Core i7-4770 3.4GHz 3.9GHz 4core Cache8MB
Core i7-4790S 3.2GHz 4.0GHz 4core Cache8MB
Core i7-4770S 3.1GHz 3.9GHz 4core Cache8MB
Core i7-4790T 2.7GHz 3.9GHz 4core Cache8MB
Core i7-4770T 2.5GHz 3.7GHz 4core Cache8MB
Core i7-4785T 2.2GHz 3.2GHz 4core Cache8MB

CPU購入後、一通り秋葉原の店をウインドウショッピングした後、夜行バスに乗り、帰路につきました。

翌日、CPUを取りつけ最高級のグリスを塗り、ファンとSSDを取りつけUbuntuのInstallationに成功しました。デュアルブート仕様にするため、Windows8.1のInstallationを行い、続いてmicrosoft office home and business 2013もInstallationしました。すべてのDriverも予め準備しておいたので、InstallationとUpdate作業はかなりスムーズに進みました。トータルの費用としては、9万5623円(秋葉原までの旅費含む)かかりましたが、メーカー製のものを購入するより、半額くらいの金額で済み大満足です。

還暦祝い当日には、PCに赤色のリボンを付けて渡しましたが、父は童心に返ったように大はしゃぎしており、苦労して制作した甲斐がありました。

現在は、HDDを3機追加し、TVチューナーを7つを搭載、更に超高性能のグラフィックボード「GV-N78TOC-3GD」を搭載したPCにアップグレードされています。

朝方4時に物音がするので、父の書斎を訪ねたところファイナルファンタジーXIVをコントローラーを握りしめ、熱中していました。キャラクターには、ゴルディオングレートソードを両手に持ち、ドラゴンレザー・ディフェンダーを装備させ、2週間足らずでレベルは77まで上げていました。

高性能なパソコンを還暦祝いとして贈りましたが、どうやらバーチャルな世界で第2の人生を始めてしまったようです。

これを父の還暦祝いにプレゼントしました。 | 父の還暦祝い

PCマニアの父、WindowsからLinuxへ切り替える

うちにはPCマニアの父親がいます。いろんなOSのPCを持っています。仕事してた時もPCの前にいる時間が長い人だったけど、退職した今は朝から高性能PCをでゲーム三昧。WindowsXPのサポートが切れるということで新しいPCが欲しいという父親にLinuxのPCをあげたんですが、使ったことがないからなー、と。

PCマニアなのでなんでもいいんじゃないのか、Linuxなら割と有名(よく詳しくない僕でも聞いたことがある)なので、父親も扱ったことがあるかと思ってたのに、と呟くと、「そもそもLinuxって言っても種類があってだな、企業向けとか個人向けとか。そういうの考えずに海外ネット通販で購入すると使い始めるまでにとんでもない手順踏まなきゃならん。」とかなんとかグダグダぶつぶつ言われてしまいました。

父親のお茶飲み仲間もPCに異常に詳しいんですよね。僕のPC自作で組んでくれたり。そんな人たちだから新しいLinuxPCの前でみんなで1週間ぐらい頭寄せ合って楽しそうになんかいじってました。しばらくぶつくさ言ってた割りに、お茶飲み仲間からアドバイスしてもらったお陰が異常な速度で使い方覚えたっぽいです。

僕自身は「どうやったらインターネット接続できるの?」ってレベルの知識しかないので何いじってるのかよくわかってないんですが、コマンドがどうのって言ってたんですけど初心者には無理ですよね、Linux。
と思ってたんですが、茶飲み仲間の人たちいわく、Windows使った人向けのLinuxもあって、そっちだと簡単に始められるとか。

ネットで検索したら使い方なんて簡単に出てくるだろ、自分で調べてやってみたら?と、50過ぎのおっさん集団に言われてしまいました。世間では若いから出来る、年寄りにPCは無理、って思ってる人たちが多いみたいですけど、年齢じゃないみたいですよ。いかに興味を持って取り組むか。わからないことがあった時にどう対処するか。最初から出来ないと思っていたら何もできません。僕みたいに。どう頑張っても父親のようにPCに興味を持つことなんて出来ないし、サポートしてくれる仲間もいない。相談したり、アドバイスもらったり。そういう詳しい人が周りにいる環境ならぜひ試してみたいものですね。

って、僕の環境すごく恵まれてるんじゃないかって今これ書きながら気付きました。父親のように楽しくPCゲームやったり、コマンドみたいなの入力するのってなんかかっこいいんですよね。漫画でみたことあるようなハッカーが作業してる画面みたいなアレ。あんな感じで扱えるようになったら楽しいんだろうなあ。

僕がPCに興味持ったら父親は喜んで教えてくれると思います。とりあえず明日、朝起きたら親父に聞いてみますね。「Linux使えるようになりたいんだけどどこから始めたらいいかな?」って。専門用語無しで説明してくれるか不安ですけど興味を持って自分で調べるようにしてみます。

PCマニアの父が架空請求サイトと闘っていた

父はそのへんの人よりPCに詳しく、インターネットが一般的に普及する前、パソコン通信の時代から父はパソコンに精通してました。私もパソコンについて分からないことがあれば、まず真っ先に父に尋ねていました。

そんなある日、架空請求サイトのメールが家族共用のパソコンに送られてきました。クリックしたのは、父とは正反対で機械音痴の母でした。架空請求サイトのアドレスをクリックしてしまった母は、登録料という文字と表示された金額を見てパニックを起こしました。父は、母とは逆に冷静にブラウザを眺め、母に大丈夫だからと優しく言い聞かせました。同時に、不用意に訳の分からないメールを開かないこと、そしてアドレスをクリックしないことも。

架空請求サイトに対して、お金を振り込む義務は絶対にないし、こちらが損をすることはあり得ないことはあまりパソコンに詳しくなくても分かります。相手より知識と技術がある父は、そんなある日、架空請求サイトを徹底的に叩き潰そうと考えたようです。

まず、架空請求サイトの登録ページのスクリーンショットを取っておきます。こうすることで、サイバー警察に通報しても、後で正式な手続きを踏んで登録するページを作り変えられても証拠をなるからです。

次は、メールフィルター設定で、相手のIPアドレスを抽出できるようにしておきます。後は再び架空請求サイトからメールが来るのを待つだけです。

その間に、同じ業者または似たような架空請求メールの手口で被害に遭った人の体験談をインターネットで集めていました。その中のいくつかの例を母に見せ、冷静になり、絶対に振り込まないようにと説明しました。母のようにパニックになってしまった人は結構いるようで、中には百万円以上振り込んでしまった人もいるみたいです。

1週間後の、そんなある日、架空請求サイトから再度登録料を振り込むようにメールが来ました。そこには、早く振り込まないと延滞料金を請求する、さらに悪質なようなら訴訟も辞さないとの一文も付け加えられていました。これが以前の母なら慌てて振り込んでいたでしょう。母は慌てることもなく、こんなメールが来たと父に報告しました。

父はこてんぱんに業者を追い詰めてやると言い、督促メールを保存しました。私は詳しくはわからないのですが、架空請求業者のIPはしっかりと確保したそうです。

父は「訴訟するならするがいい、裁判所で白黒つけようじゃないか」というような返信をしたそうです。電話にしなかったのは、電話番号を知られるのは面白くないからだそうです。

その後、架空請求サイトからは請求メールは一切こなくなりました。最後はサイバー警察に通報しました。後日父は架空請求サイトを覗いてみましたが、跡形もなく消えていたようです。

業者自体がサイバー警察に摘発されたのか、それとも最後はサイバー警察に通報したことが発覚して逃げたのかは分かりません。一件落着といきたいところですが、父はこんなのはイタチごっこだと嘆いていました。

↑ PAGE TOP